急速充電とは?

店舗などに陳列されているモバイルバッテリーのパッケージには、「急速充電」と表記されているものがたくさんあります。

急速に充電できるので「急速充電」なのですが、つまりはスマホが早く充電できますよってことです。

例えば iPhone5 という機種を、付属の充電器を使ってコンセントから充電したとします。

からっぽ(0%)からフル充電(100%)するまでに、約2時間半くらいかかりました。

これを急速充電のモバイルバッテリーを使えば、約1時間半でフル充電することができます。

このように充電時間が短くなるので、スマホをいつも使っている人には「急速充電」は人気があります。

急速充電の仕組み

急速充電対応という表記があれば、よほどの粗悪品でない限り充電時間が速くなります。

どうして速いのかということまで気にしないと思いますが、一通り説明だけしておきます。

こちらはスマホ購入時に同梱されている、一般的なコンセント用の充電アダプターとケーブルです。

この状態では見えませんが、アダプターには出力:5V/1Aという記載があります。

学生時代に習った電気の単位で、5ボルトの電圧と1アンペアの電流という意味です。

これが急速充電対応だと5V/2Aというように、標準のものよりも電流値が高くなっているのがわかります。

単純な話ですが、電流値が高くなるので充電時間も短縮されるというわけです。

ちなみに、1A→2Aと数値は2倍になっていますが、実際の充電時間は必ずしも2倍速くなると限りませんので注意してください。

2Aという数値もメーカーによって違いますし1.8Aとか2.1Aとか2.4Aと様々です。

QC・PDという急速充電規格

前項で1A→2Aというお話しをしましたが、これは電流値を高くする急速充電です。

とある規格によって今までは電圧5Vというのが一般的でしたので、電流値を上げることでしか急速充電ができませんでした。

ところが技術の進化によって、電圧を上げて急速充電をする仕組みが開発されました。

「QC規格」とか「PD規格」とよばれるもので、これはQC対応もしくはPD対応のスマホだけが急速充電することができます。

ここでは詳細を省きますが、iPhone8やiPhoneXなどはPD規格で急速充電をおこなえます。

PD規格で急速充電をおこなうと、iPhone8がたったの30分で50%まで充電されるという驚異のスピードです。